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毫末
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すこし
ふりがな文庫
“
毫末
(
すこし
)” の例文
唐桟
(
たうざん
)
揃ひの
淡泊
(
あつさり
)
づくりに住吉張の銀煙管おとなしきは、職人らしき
侠気
(
きほひ
)
の風の
言語
(
ものいひ
)
挙動
(
そぶり
)
に見えながら
毫末
(
すこし
)
も
下卑
(
げび
)
ぬ上品
質
(
だち
)
、いづれ親方〻〻と多くのものに立らるゝ棟梁株とは
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
唐桟揃
(
とうざんぞろ
)
いの
淡泊
(
あっさり
)
づくりに住吉張りの銀煙管おとなしきは、職人らしき
侠気
(
きおい
)
の風の
言語
(
ものいい
)
挙動
(
そぶり
)
に見えながら
毫末
(
すこし
)
も下卑ぬ上品
質
(
だち
)
、いずれ親方親方と多くのものに立てらるる
棟梁株
(
とうりょうかぶ
)
とは
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“毫末”の意味
《名詞》
毫末(ごうまつ)
(多く「も」および打ち消しを伴い)毛の先ほどごく僅かであること。
(出典:Wiktionary)
毫
漢検1級
部首:⽑
11画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“毫”で始まる語句
毫
毫釐
毫光
毫毛
毫厘
毫髪
毫程
毫端
毫鍼
毫頭慰藉