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毫髪
ふりがな文庫
“毫髪”の読み方と例文
読み方
割合
ごうはつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうはつ
(逆引き)
もし世の中に
全知全能
(
ぜんちぜんのう
)
の神があるならば、私はその神の前に
跪
(
ひざま
)
ずいて、私に
毫髪
(
ごうはつ
)
の
疑
(
うたがい
)
を
挟
(
さしはさ
)
む余地もないほど明らかな直覚を与えて、私をこの
苦悶
(
くもん
)
から
解脱
(
げだつ
)
せしめん事を祈る。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
万人に降臨して、平等に臨みたもう日天さえかくのごとし、いわんや魔魅
障礙
(
しょうげ
)
の物をや、
毫髪
(
ごうはつ
)
なりとも便を得て、その物に化して真気を奪わんと窺う時、眼を見るべからずとぞ
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
毫髪(ごうはつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
毫
漢検1級
部首:⽑
11画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“毫”で始まる語句
毫
毫末
毫釐
毫光
毫毛
毫厘
毫程
毫端
毫鍼
毫頭慰藉
“毫髪”のふりがなが多い著者
南方熊楠
夏目漱石