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比無
ふりがな文庫
“比無”の読み方と例文
読み方
割合
たぐひな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たぐひな
(逆引き)
ある女世に
比無
(
たぐひな
)
き
錦
(
にしき
)
を所持いたし
候処
(
さふらふところ
)
、夏の熱き
盛
(
さかり
)
とて、
差当
(
さしあた
)
り用無く思ひ候不覚より、人の望むままに貸与へ候後は、いかに申せども返さず、其内に秋過ぎ、
冬来
(
ふゆきた
)
り候て
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
是もヒステリイと申候外は無きかは
不存申候
(
ぞんじまをさずさふら
)
へども、自分には広き世間に
比無
(
たぐひな
)
き病の外の病とも思居り候ものを、さやうに有触れたる名を附けられ候は、身に取りて誠に誠に無念に御座候。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
比無(たぐひな)の例文をもっと
(1作品)
見る
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
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