“冬来”の読み方と例文
読み方割合
ふゆきた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある女世に比無たぐひなにしきを所持いたし候処さふらふところ、夏の熱きさかりとて、差当さしあたり用無く思ひ候不覚より、人の望むままに貸与へ候後は、いかに申せども返さず、其内に秋過ぎ、冬来ふゆきたり候て
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)