武者むさ)” の例文
またすぐうしろに、武者むさえぼし、狩衣すがたの、かっちりと肉のしまったおもざしをもった二十六、七歳の人が来て、新兵衛を下においたまま、ずっと室内へさきに通って大きく坐った。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「……そなた、武者むさの家の生活くらしはまだ知るまいがの」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武者むさの好むもの
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)