武男うち)” の例文
お千鶴さんとこの兄さんが外務大臣で、先方へ乗り込んで講和の談判をなさるでしょう、それから武男うちが艦隊の司令長官で、何十そうという軍艦を向こうの港にならべてね……
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
……武男うちにいろいろするのが、おかあさまのお気に入らないには困るわ! それで、いつでも此家ここではおかあさまが女皇陛下クイーンだからおれよりもたれよりもおかあさまを一番大事にするンだッて
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)