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正真
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しょうじん
ふりがな文庫
“
正真
(
しょうじん
)” の例文
旧字:
正眞
左の
腕
(
かいな
)
を、ぐい、と
掴
(
つか
)
んで、
獣
(
けもの
)
にしては毛が少ねえ、おおおお
正真
(
しょうじん
)
正銘の仁右衛門だ、よく化けた、とまだそんな事を云いながら、肩にかけて
引立
(
ひった
)
てると
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すでに愁歎と事がきまればいくらか愁歎に区域が出来るが、まだ
正真
(
しょうじん
)
の愁歎が立ち起らぬその前に、今にそれが起るだろうと想像するほどいやに胸ぐるしいものはない。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
と
婆々
(
ばばあ
)
が
遣
(
や
)
ったが、
嘴
(
くちばし
)
も
尖
(
とが
)
ったか、と思う、その黒い唇から、
正真
(
しょうじん
)
の烏の声を出して
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“正真”の意味
《名詞》
真実であること。純粋であること。偽りでないこと。
(出典:Wiktionary)
“正真”の解説
正真(まさざね)は刀工の名。および、その流派の名、その刀剣の名。
(出典:Wikipedia)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
“正真”で始まる語句
正真正銘
正真物
正真紛
正真伽羅栴檀