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樺火
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かばび
ふりがな文庫
“
樺火
(
かばび
)” の例文
町には
矢張
(
やはり
)
樺火
(
かばび
)
が盛んに燃えてゐた。彼は裏口から廻つて
霎時
(
しばし
)
お利代と話した。そして石炭酸臭い一封の手紙を渡された。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
街路
(
みち
)
の両側には、門々に今を盛りと
樺火
(
かばび
)
が焚いてある。其赤い
火影
(
ほかげ
)
が、一筋町の賑ひを楽しく照して、晴着を飾つた
徂来
(
ゆきき
)
の人の顔が何れも/\酔つてる様に見える。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
霜の置いたかと許り明るい月光に、所々
樺火
(
かばび
)
の
趾
(
あと
)
が黒く残つて、軒々の提灯や行燈は半ば消えた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
樺
漢検準1級
部首:⽊
14画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
“樺”で始まる語句
樺
樺太
樺色
樺山
樺桜
樺の森
樺細工
樺木科
樺皮
樺張