“樺の森”の読み方と例文
読み方割合
ダス・ビルケンヴェルドヘン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさに『樺の森ダス・ビルケンヴェルドヘン』です。昨夜このへやの前の廊下で、確かに犯人は、その樺の森を見たはずです。しかし、かれ夢みぬ、されど、そを云う能わざりきイーム・トラウムテ・エル・コンテス・ニヒト・ザーゲン——なんですよ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「それが、樺の森ダス・ビルケンヴェルドヘン(グスタフ・ファルケの詩)さ」と法水は無雑作に云い放って、いつか三人の異国人の前で吐いた奇言を、ここでもまた軽業的アクロバテックもてあそぼうとする。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「たしか、グスタフ・ファルケの『樺の森ダス・ビルケンヴェルドヘン』では」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)