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樺火
ふりがな文庫
“樺火”の読み方と例文
読み方
割合
かばび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かばび
(逆引き)
町には
矢張
(
やはり
)
樺火
(
かばび
)
が盛んに燃えてゐた。彼は裏口から廻つて
霎時
(
しばし
)
お利代と話した。そして石炭酸臭い一封の手紙を渡された。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
街路
(
みち
)
の両側には、門々に今を盛りと
樺火
(
かばび
)
が焚いてある。其赤い
火影
(
ほかげ
)
が、一筋町の賑ひを楽しく照して、晴着を飾つた
徂来
(
ゆきき
)
の人の顔が何れも/\酔つてる様に見える。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
霜の置いたかと許り明るい月光に、所々
樺火
(
かばび
)
の
趾
(
あと
)
が黒く残つて、軒々の提灯や行燈は半ば消えた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
樺火(かばび)の例文をもっと
(1作品)
見る
樺
漢検準1級
部首:⽊
14画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
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