“樺木科”の読み方と例文
読み方割合
かばのきか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道はいつしか、老杉の境を出でて樺木科かばのきかの密林をよぎると、そこから、すすき尾花の大見晴らしの頭が現われます。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
小仏そのものの全体が坊主山ですから、樺木科かばのきかの密林も無ければ、松杉科の喬木もあるのではない。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこにはおもに樺木科かばのきかの植物が多いから、あるところは、ほとんど月の光をも漏らさぬ密林です。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)