樹〻きぎ)” の例文
此室ここかろうという蔵海のことばのままその室の前に立っていると、蔵海は其処そこだけ雨戸をった。庭の樹〻きぎは皆雨に悩んでいた。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)