“楽屋新道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がくやしんみち50.0%
がくやじんみち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬道から芝居町しばいまちへ抜けるところへ、藪の麦とろがあり、その先の細い横丁が楽屋新道がくやしんみちで、次の横丁が芝居町となる。猿若町は三丁目まであってにぎわいました。
油町あたりの呉服商の細君であった祖母が、鼠小僧の人柄なぞをどうして知っていたのかと思ったら、そのころ祖母夫婦は、楽屋新道がくやじんみち——葺屋ふきや町、堺町、などの芝居に近い——の附近にすまっていた。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)