“楽寮”の読み方と例文
読み方割合
がくりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南苑なんえんたちばなには、春のよごれを降りながした雨あがりの陽が強く照りかえしていた。伶人れいじんたちが、院の楽寮がくりょうで、器楽をしらべているし、舎人とねりたちは、厩舎うまやの前にかたまって、白馬に水を飼っていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)