棄権きけん)” の例文
と書いて棄権きけんしても一こう差支さしつかえないのですが、あとになって、当然知っていながら逃げたと分ると、これまた下手人同罪をまぬかれない破滅を求めるので
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いやじっさいあのへんはひどいところだよ。どうも六百からの棄権きけんですからな。」
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)