梅若塚うめわかづか)” の例文
木母寺もっぽじには梅若塚うめわかづか長明寺ちょうみょうじ門前の桜餅、三囲神社みめぐりじんじゃ、今は、秋葉あきば神社の火のような紅葉だ。白鬚しらひげ牛頭天殿ごずてんでんこい白魚しらうお……名物ずくめのこの向島のあたりは、数寄者すきしゃ通人つうじんの別荘でいっぱいだ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
隅田川すみだがわ木母寺もくぼじ梅若塚うめわかづかの大念仏は十五日で、この日はきまって雨が降る。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)