“梅若丸”の読み方と例文
読み方割合
うめわかまる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「五月鯉」の第一回に梅若丸うめわかまる然とした美少年が荒くれ男に組敷かれる処があるのも大方小波の稚児ちご時代の自叙伝の一節だろうと想像する。
梅若丸うめわかまるの昔から、人さらひの種は盡きないが、子供をさらはれた親の歎きを思ふと、俺は斯う息づまるやうな氣がするよ、——世の中にあれほど殺生せつしやうな惡事はないな」