“梅若冢”の読み方と例文
読み方割合
うめわかづか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三年を出でずして或会社のこれを買ひ取りて倶楽部クラブとやらになせしより木母寺の境内再び紅裙こうくんのひらめくを見ず、梅若冢うめわかづかの柳を見ても黄昏一片麋蕪雨こうこんいっぺんびぶのあめ柏如亭かしわぎじょていが名吟を思ふべき人もなくなりたり。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)