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桛
ふりがな文庫
“桛”の読み方と例文
読み方
割合
かせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かせ
(逆引き)
「カヤノ、お前
太郎兵衛
(
たろべ
)
どんまで
行
(
い
)
てな、おすえさんに一
桛
(
かせ
)
だけあげるせにいうてあと
貰
(
もろ
)
てこい。フサエがな、売るもんを知らんとあげたんじゃせにいうてな」
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
この口いさかいを
聴
(
き
)
いてはずかしくてたまらぬので、その甕を土の上にほうり出すと、甕は割れて
桛
(
かせ
)
を頸にかけたはだかの女房がころげ出したが、
多勢
(
おおぜい
)
に見られるのがつらくて
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
其の糸を足の間の
桛
(
かせ
)
の中にだんだんたぐり込んで
攀
(
よ
)
ぢ上つて行く。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
桛(かせ)の例文をもっと
(5作品)
見る
桛
漢検1級
部首:⽊
10画
“桛”を含む語句
桛杖
猿麻桛
小桛
桛掛雀
桛枠
桛糸
緒桛
苧桛
麻桛
“桛”のふりがなが多い著者
ジャン・アンリ・ファーブル
壺井栄
上田敏
柳田国男