“林檎色”の読み方と例文
読み方割合
りんごいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
林檎色りんごいろほおをした、健康そうな少女たちばかりすんで、いったい、なにを職業とし、父や兄や祖父そふなどはないものかしら?
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしてその色彩には好んで赤と藍とを混和せしめたる極めて明快なる林檎色りんごいろの緑を用ひ文化以前の木板絵に見るが如き色調の美妙を示す所あり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
林檎色りんごいろしたうつくしさ。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)