“来様”の読み方と例文
読み方割合
きよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等の来様きようちとおそかったので、三番叟さんばそうは早や済んで居た。伊賀越いがごえの序幕は、何が何やら分からぬ間に過ぎた。彼等夫妻も拝殿から下りて、土間にり込み、今幕があいた沼津の場面を眺める。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)