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杉苔
ふりがな文庫
“杉苔”の読み方と例文
読み方
割合
すぎごけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぎごけ
(逆引き)
京都の湿気のことを考えると、私にはすぐ
杉苔
(
すぎごけ
)
の姿が浮かんでくる。京都で庭園を見て回った人々は必ず記憶していられることと思うが、京都では杉苔やびろうど苔が実によく育っている。
京の四季
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
池の
面
(
も
)
をとざす青々とした
杉苔
(
すぎごけ
)
のあいだで、ときどき大きな
鯉
(
こい
)
がはねあがる。
あなたも私も
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
広庭
(
ひろには
)
は
天鵞絨
(
びろうど
)
苔
(
ごけ
)
にうづもりて道をたばさむ
杉苔
(
すぎごけ
)
草苔
(
くさごけ
)
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
杉苔(すぎごけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“杉苔(スギゴケ)”の解説
スギゴケ(杉苔、Polytrichum juniperinum)は、コケ植物の一種。厳密にはスギゴケ属の1種 Polytrichum juniperinum の標準和名をスギゴケとするが、一般には、スギゴケ属(Polytrichum)および近縁のニワスギゴケ属(Pogonatum)、またはスギゴケ科に属する種の総称として用いることもある。総称としてのスギゴケについてはスギゴケ類を参照。
(出典:Wikipedia)
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
苔
漢検準1級
部首:⾋
8画
“杉”で始まる語句
杉
杉箸
杉原
杉風
杉戸
杉垣
杉山
杉森
杉林
杉苗
“杉苔”のふりがなが多い著者
河上肇
和辻哲郎
久生十蘭