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朝貌
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あさがお
ふりがな文庫
“
朝貌
(
あさがお
)” の例文
松やもっこくやの庭木を愛するのがファシストならば、
蔦
(
つた
)
や藤やまた
朝貌
(
あさがお
)
、
烏瓜
(
からすうり
)
のような蔓草を愛するのがリベラリストかもしれない。
KからQまで
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
自分達が大阪から帰ったとき
朝貌
(
あさがお
)
はまだ咲いていた。しかし父の興味はもう朝貌を離れていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大井川の水
涸
(
か
)
れ/\にして
蛇籠
(
じゃかご
)
に草離々たる、越すに越されざりし「
朝貌
(
あさがお
)
日記」何とかの段は更なり、
雲助
(
くもすけ
)
とかの肩によって渡る御侍
東上記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
父はその年始めて誰かから
朝貌
(
あさがお
)
を作る事を教わって、しきりに変った花や葉を
愛玩
(
あいがん
)
していた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
秋草などのある広場へ出てみると、カンナや
朝貌
(
あさがお
)
が咲きそろって
綺麗
(
きれい
)
だった。
雑記(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
▼ もっと見る
僕は僕の前に
坐
(
すわ
)
っている
作
(
さく
)
の姿を見て、
一筆
(
ひとふで
)
がきの
朝貌
(
あさがお
)
のような気がした。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“朝貌”で始まる語句
朝貌式
朝貌形完全土器