“あさがお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朝顔50.0%
朝貌35.7%
7.1%
朝㒵7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝顔あさがおの前に立ってとつじょ国もとの事を思い出す。きょうの自分のやり方は、わが身分には少し過ぎたと考えて、非常にいやな気持ちになった。
廃める (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
自分達が大阪から帰ったとき朝貌あさがおはまだ咲いていた。しかし父の興味はもう朝貌を離れていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あさがおのうねりぬけたり笹の上 万乎
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
あさがおや桃の下葉のちり初る 之道
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
いつも、いつも、お前はなんて早熟ませているのだろうとつぶやく母親には、見られたくなかったので、錦子ははねおきると、乳房おちち朝㒵あさがおにしてしまい、腰の丸味はたらいにしてしまった。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)