“蕣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あさがお50.0%
あさがほ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あさがおのうねりぬけたり笹の上 万乎
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
あさがおや桃の下葉のちり初る 之道
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
「このあさがほは両地共一度也。いかなることや。」こゝまでは猶可である。重厚の風減じ、軽薄の俗長ず。「何さま昌平之化、可仰可感候。」これは余りに廉価なるイロニイである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
扨高作は妙也。申分なし。段々上達可思也。曾てきく。上方にはやること、大抵十五六年して江戸へゆき、江戸にはやること亦十五六年して上方へ来ると云。このあさがほは両地一度也。いかなる事や。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)