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有髪
ふりがな文庫
“有髪”の読み方と例文
旧字:
有髮
読み方
割合
うはつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うはつ
(逆引き)
有髪
(
うはつ
)
の僧はこう云って、庄三郎を凝視した。遅い月はまだ昇らず、「聖壇」は
仄々
(
ほのぼの
)
と暗かった。微風が
四辺
(
あたり
)
を吹いていた。月の出の前の微風である。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
土地の
習慣
(
ならはし
)
から『奥様』と
尊敬
(
あが
)
められて居る
斯
(
こ
)
の
有髪
(
うはつ
)
の尼は、昔者として多少教育もあり、
都会
(
みやこ
)
の生活も
万更
(
まんざら
)
知らないでも無いらしい口の利き振であつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「
有髪
(
うはつ
)
のころは、京鎌倉にも少ない美人と、人のよう申せしを、
幼心
(
おさなごころ
)
にも覚えておる。
墨染
(
すみぞめ
)
すがたは、その麗人をどう変えたやら、見るも一興か。ま、通してみい」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
有髪(うはつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
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有髪僧
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