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最明寺
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さいみょうじ
ふりがな文庫
“
最明寺
(
さいみょうじ
)” の例文
私はちょっかいを出すように、
面
(
おもて
)
を払い、耳を払い、頭を払い、袖を払った。茶番の
最明寺
(
さいみょうじ
)
どののような形を、
更
(
あらた
)
めて
静
(
しずか
)
に
歩行
(
ある
)
いた。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
最明寺
(
さいみょうじ
)
入道は
驕
(
おご
)
らない人だったらしい、台所をくまなく捜しても、小皿に味噌しかなかったというのだから、御殿も質素なものだったに相違ない。
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
元来松は
常磐
(
ときわ
)
にて
最明寺
(
さいみょうじ
)
の
御馳走
(
ごちそう
)
をしてから以来
今日
(
こんにち
)
に至るまで、いやにごつごつしている。従って松の幹ほど滑らないものはない。手懸りのいいものはない。足懸りのいいものはない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
最
常用漢字
小4
部首:⽈
12画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“最明寺”で始まる語句
最明寺時頼
最明寺殿
最明寺時頼公