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晡
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くれ
ふりがな文庫
“
晡
(
くれ
)” の例文
年ゆたかなれども
七六
朝
(
あした
)
に
晡
(
くれ
)
に一
椀
(
わん
)
の
粥
(
かゆ
)
にはらをみたしめ、さる人はもとより
朋友
(
ともがき
)
の
訪
(
とむら
)
ふ事もなく、かへりて
兄弟
(
はらから
)
一属
(
やから
)
にも
七七
通
(
みち
)
を
塞
(
き
)
られ、まじはりを絶たれて、其の
怨
(
うらみ
)
をうつたふる方さへなく
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
伏羲嬉しさの余り、その婦に汝が朝手初めに懸った業は、
晡
(
くれ
)
まで続くべしと祝うて去った。貧婦帰ってまず布を
度
(
さ
)
し始めると、夕まで布尽きず、跡から跡から出続いたので、たちまち大富となった。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
晡
部首:⽇
11画
“晡”を含む語句
下晡
晡時
晡後