“時正”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じしょう50.0%
じしよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで暦を見るに、彼岸は春二月のせつより十一日目にいり七日の間を彼岸という、昼夜とも長短なく、さむからず、あつからざる故時正じしょうといえり。彼岸仏参し、施しをなし、善根ぜんこんをすべしとある。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
仏教では彼岸の中日時正じしようの日で、一切の諸仏三世の諸尊および無数万億菩薩説法して衆生しゆじように楽しみを与うというので春分の時と同様阿弥陀詣あみだもうでなどをする。
歳時記新註 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)