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昺貴
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へいき
ふりがな文庫
“
昺貴
(
へいき
)” の例文
一
言
(
げん
)
の
支吾
(
しご
)
あらんには、
巌石
(
がんせき
)
鶏卵
(
けいらん
)
を圧するの勢を以て臨まんとするの状を
為
(
な
)
し、
昺貴
(
へいき
)
の軍の殺気の
迸
(
はし
)
るところ、
箭
(
や
)
をば放って府内に達するものすら有りたり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
燕王謀って曰く、吾が兵は甚だ
寡
(
すくな
)
く、彼の軍は甚だ多し、
奈何
(
いかに
)
せんと。朱能進んで曰く、
先
(
ま
)
ず張昺謝貴を除かば、
余
(
よ
)
は
能
(
よ
)
く為す無き也と。王曰く、よし、
昺貴
(
へいき
)
を
擒
(
とりこ
)
にせんと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
昺
部首:⽇
9画
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画