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春廼舎朧
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はるのやおぼろ
ふりがな文庫
“
春廼舎朧
(
はるのやおぼろ
)” の例文
今でこそ謹厳方直な道学先生となって門下に煙がられている
坪内
(
つぼうち
)
博士も、
春廼舎朧
(
はるのやおぼろ
)
時代にはやはりこの気分が濃厚であったのは雅号でも
推量
(
おしはか
)
られよう。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
坪内さんが
春廼舎朧
(
はるのやおぼろ
)
といっていた時分に、ナニノヤナニという名前の人が四、五人出来た中の一人であった。この人をどうして六人の中に入れたか、私には判らない。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この新例を創めたのは二十二年の春であって、美妙の新作は
春廼舎朧
(
はるのやおぼろ
)
の短篇と相並んで第一回の選に入った。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
坪内逍遥の処女作『
書生気質
(
しょせいかたぎ
)
』が発行されて文学士
春廼舎朧
(
はるのやおぼろ
)
の名が
俄
(
にわか
)
に隆々として高くなったのは。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
かかる折から卒然
崛起
(
くっき
)
して新文学の
大旆
(
たいはい
)
を建てたは文学士
春廼舎朧
(
はるのやおぼろ
)
であった。
四十年前:――新文学の曙光――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
廼
漢検準1級
部首:⼵
9画
舎
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
朧
漢検1級
部首:⽉
20画
“春廼舎”で始まる語句
春廼舎