トップ
>
明晢
>
めいせき
ふりがな文庫
“
明晢
(
めいせき
)” の例文
一体伊曾は画家には風変りなくらゐ歴史や自然科学に凝る男で、実に雑多な知識を彼一流の
明晢
(
めいせき
)
な方法でその脳襞に蓄積してゐた。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
京大のラグビイ選手として抜群の体力や
明晢
(
めいせき
)
な頭脳にも恵まれていたのが、前線の惨忍な厳しい雰囲気になじめず、見ている間に痩せおとろえ精神まで異常に衰弱していった。
さようなら
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
本当に
明晢
(
めいせき
)
に住んでいるのに、彼らはそれが外から与えられると思いこむのだ。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
これが彼女の皮膚の
明晢
(
めいせき
)
さに或る
潤
(
うれ
)
ひを与へる様に思はれた。彼等は並んでベンチに腰をおろした。伊曾は強い香気を
嗅
(
か
)
いだ。しかし何の温度も感じなかつた。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
晢
漢検1級
部首:⽇
11画
“明”で始まる語句
明
明日
明瞭
明後日
明石
明晰
明朝
明白
明星
明方