“早逝”の読み方と例文
読み方割合
そうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところが病気で早逝そうせいされた。その臨終の時であるが、『代りが来るのだ、代りが来るのだ、次に来る者はさらに偉い』と、こう叫んだということだ」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼は書架から一冊の本を取り出して私に示し、「君はこれを読みましたか?」と問いました。その本は当時その早逝そうせいを惜しまれた若い詩人の遺した詩集でした。
聖アンデルセン (新字新仮名) / 小山清(著)
「——早逝そうせいでしたが、兄義高があり、私は次男にございまする」
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)