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早打
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はや
ふりがな文庫
“
早打
(
はや
)” の例文
多寡
(
たか
)
をくくッて通ろうとすると、すでに、熱海にいる釘勘から密告の
早打
(
はや
)
が飛んでいて、小田原の役人や
捕手
(
とりて
)
がビッシリ手配をしていたのであります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「一晩派手にやったと思やあ三百両は安いもの、路銀は
早打
(
はや
)
で取り寄せる。……だが、お
千絵様
(
ちえさま
)
から頼まれた大事な手紙、ありゃ、てめえが別に
袷
(
あわせ
)
の
襟
(
えり
)
へ縫い込んでいた筈だっけな」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『今朝着いた早水、萱野の一番
早打
(
はや
)
につづいて、次々に、飛脚が江戸表を発っておる筈じゃ、追ッつけ、二番
早打
(
はや
)
が見えよう。——何分にも遠い江戸の空、待つよりほかに、知る
術
(
すべ
)
もないで』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『二番
早打
(
はや
)
が着いた!』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“早打”で始まる語句
早打肩
早打駕
早打状
早打振
早打扮装