早打駕はやうち)” の例文
去年主家の凶変の折に、早打駕はやうちの一番使者として、赤穂に江戸の第一報をもたらしたのは彼だった。それ以来、あまり健康の勝れない様子なので
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戞々かつかつと、外国奉行の使番つかいばんが、馬蹄ばていを飛ばせてゆく、何事か、早打駕はやうちが、三挺もつながって行った。——菊は栄えるあおいは枯れる——の流行歌はやりうたをうたった子供の親が自身番へしょッかれて行く。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)