“早使”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ハヤヅカ60.0%
はやづか20.0%
はやづかい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其で、今日昼の程、奈良へ向つて、早使ハヤヅカひを出して、郎女イラツメの姿が、寺中に現れたゆくたてを、仔細に告げてやつたのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其で、今日昼の程、奈良へ向けて早使はやづかひを出して、郎女いらつめの姿が、寺中で見出された顛末を、仔細に告げてやつたのである。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この年三月二十六日、甚兵衛は、藩老細川志摩から早使はやづかいをもって城中に呼び寄せられた。
恩を返す話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)