日岡ひのおか)” の例文
ひとりおぼろげな足どりをして、しょんぼりと、月夜の下に見えつ隠れつして、ふらふらと辿たどり行くのは、三条から白川橋、東海道の本筋の夜の道、蹴上けあげ、千本松、日岡ひのおか、やがて山科やましな
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)