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日傭
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ひやと
ふりがな文庫
“
日傭
(
ひやと
)” の例文
日本へかへつたら、何も彼も昔の生活をきれいにして、君と二人で、
日傭
(
ひやと
)
ひ人夫でもして生きようなンて云つて……
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
を持つことになるので、そこに
日傭
(
ひやと
)
い根性では出て来ない“自己への試し”が現わされて来ることにある。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奉公女とくると下働きの
飯焚
(
めした
)
きから
日傭
(
ひやと
)
い女にいたるまでかつて手をつけなかったためしはなく、それも大してあくどいというやり方ではないが、親切ごかしに貧乏な水呑百姓に金を貸してやっては
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
ゆき子は、自分も
亦
(
また
)
その一人なのだと思ひ、何のほこりもない、
日傭
(
ひやと
)
ひ人夫の娘にでもなつたやうな
佗
(
わび
)
しいものが心をよぎつた。ゆき子は内地へかへりたかつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
世間の奴あ、大垣の青鷺者ッてえと、お城の掃除人夫か、土方人足みたいにばかにするが、同じ青鷺仲間にも、一本差している組と、何も知らねえ
日傭
(
ひやと
)
い
稼
(
かせ
)
ぎのふた色ある。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“日傭”の意味
《名詞》
日雇い。
日雇いの賃金。
(出典:Wiktionary)
“日傭(日雇い)”の解説
日雇い(ひやとい, Day labor)とは、一時雇用形態のひとつ。日々雇用される者をいうが、各国で法律ごとにこれより広い意味(定義)で用いられることもある(日本の雇用保険法上の「日雇労働者」など、後述)。「ニコヨン」などの俗称がある。日傭(ひよう)、日傭取り(ひようとり)とも。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
傭
漢検準1級
部首:⼈
13画
“日傭”で始まる語句
日傭取
日傭人
日傭稼
日傭兵
日傭女
日傭賃
日傭頭
日傭取稼