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日傭
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ひでま
ふりがな文庫
“
日傭
(
ひでま
)” の例文
僅かばかりの田圃を小作しているのであったが、それだけではどうにも暮らしがつかないので、伝平はよく
日傭
(
ひでま
)
に出された。
馬
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
日傭
(
ひでま
)
稼ぎに行ったって賃金が
廉
(
やす
)
いし、なにしたって、売るもの廉ぐって、買うもの
高
(
たげ
)
んだから、町の奴等ばり徳さ。
駈落
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
倅
(
せがれ
)
の春吉と、孫の菊枝とが、毎日のように
日傭
(
ひでま
)
稼ぎに行くので、
僂麻質斯
(
リュウマチス
)
の婆さんに攻め立てられ、老衰した
身体
(
からだ
)
を、まるで曳きずるようにして、一日に二回ずつは
駈落
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
日傭
(
ひでま
)
に行くので、先に食事を始めた菊枝が、ちょうど食事を終わったばかりのところだった。
駈落
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
「お
母
(
が
)
あ! 俺が
日傭
(
ひでま
)
で取って来た
銭
(
ぜに
)
だけは
蓄
(
た
)
めでてけれ。馬を買うのだから。」
馬
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
“日傭”の意味
《名詞》
日雇い。
日雇いの賃金。
(出典:Wiktionary)
“日傭(日雇い)”の解説
日雇い(ひやとい, Day labor)とは、一時雇用形態のひとつ。日々雇用される者をいうが、各国で法律ごとにこれより広い意味(定義)で用いられることもある(日本の雇用保険法上の「日雇労働者」など、後述)。「ニコヨン」などの俗称がある。日傭(ひよう)、日傭取り(ひようとり)とも。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
傭
漢検準1級
部首:⼈
13画
“日傭”で始まる語句
日傭取
日傭人
日傭稼
日傭兵
日傭女
日傭賃
日傭頭
日傭取稼