旅所たび)” の例文
「ねえ加賀田さん、学校では好きぢやないかたも交つて遊ぶのですから、私それよりもいゝことはないかと考へましたの、あのおひるに帰りました時ね、学校の太鼓のなるまでお旅所たびの処の大きい燈籠とうろうへ上つて遊ばないこと。」
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)