“於霜”の読み方と例文
読み方割合
おしも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
表方で、留守居の士と、その使者とが、何か応答している口上を、奥仕えの於霜おしもは、立ち聞きして、色を失った。
いつも於霜おしも才覚さいかくで、被衣かつぎして召使の女に偽装したり、門番の合鍵を手に入れたりして礼拝堂に通った。
於霜おしもは、もうんだであろうの。……良人の叔母御さまにも、忠隆の嫁も」