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断雲
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だんうん
ふりがな文庫
“
断雲
(
だんうん
)” の例文
断雲
(
だんうん
)
は低くたれて、
奔馬
(
ほんば
)
のごとくとびきたり、とびさる、まだ
勢
(
いきお
)
いのおとろえない風のなかを、四人はたがいに腕をくんで浜辺に出た。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
島をかこむ海水と平和湖の水色ばかりである、北南西の三方はみな
重々
(
ちょうちょう
)
たる密雲でとざされ、東の一角だけが、
断雲
(
だんうん
)
のあいだに、三五の星がさんぜんとかがやいているばかりである。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
正午
(
ひる
)
ごろには
断雲
(
だんうん
)
を破ってまばゆい日が、ひとすじの
金箭
(
きんせん
)
を投げた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“断雲”の解説
『断雲』(だんうん)は、1924年(大正13年)製作・公開、山本嘉次郎監督の日本の長篇劇映画である。多くのリストで山本の「監督デビュー作」とされている映画であるが、東亜キネマでの1作目である。白黒、現代劇のサイレント映画である。
(出典:Wikipedia)
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
“断”で始まる語句
断
断崖
断念
断乎
断末魔
断食
断然
断片
断々
断腸