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断々乎
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だんだんこ
ふりがな文庫
“
断々乎
(
だんだんこ
)” の例文
あの人が、どんな身分の
方
(
かた
)
か、それを考えたら、わかる事だ。出来ない相談だよ。
断々乎
(
だんだんこ
)
として僕は反対だ。いま、はっきり言って置く。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
心に泛ぶこともないので、明日からは
断々乎
(
だんだんこ
)
として訪問を
止
(
よ
)
そうと、私は
頻
(
しき
)
りに
其
(
そ
)
の
愉
(
たの
)
しさを思いはじめるのであった。
母
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
……が併しながら呉青秀の忠志と違ってこの実験に対するWとMの誠意ばかりは、今日までも
断々乎
(
だんだんこ
)
として一貫している筈だ。むろん二人ともだよ。いいかい……
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「糸公、今日は例に似ず大いに
断々乎
(
だんだんこ
)
としているね」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
夫人は
断々乎
(
だんだんこ
)
として
首肯
(
うけが
)
わなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
々
3画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“断々”で始まる語句
断々
断々固