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支棒
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つっかいぼう
ふりがな文庫
“
支棒
(
つっかいぼう
)” の例文
尚又、
支棒
(
つっかいぼう
)
が落ちたる事実は、本人が夢中遊行中の無意識的理智の発動に依って行いたる犯罪の隠蔽手段に非ざるなき
乎
(
か
)
。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
これに依ってこれを
観
(
み
)
れば、
支棒
(
つっかいぼう
)
の落ちたる音と、呉一郎の覚醒との間に必然的の因果関係を認むるは、正確なる推理の進行上
頗
(
すこぶ
)
る危険なる所業にして、
寧
(
むし
)
ろ
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
然れども、この理由を明かにする以前に於て、必然的に考慮せられざるべからざる一事は、勝手口の
支棒
(
つっかいぼう
)
の落ちたる音が、呉一郎の第一回の覚醒の原因となりおれる如く思惟されおることなり。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
支
常用漢字
小5
部首:⽀
4画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“支”で始まる語句
支
支那
支度
支那人
支配
支倉
支配人
支離滅裂
支柱
支考