“擦疵”の読み方と例文
読み方割合
すりきず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるほどに愛吉はなまずの伝六一輩に突転ばされて、身体五六ヶ所に擦疵すりきず、打たれ疵など、殊に斬られも破られもしないが、背中の疼痛いたみが容易でない。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)