ひもど)” の例文
かつて見た不思議な夢告と、そのとき授けられた天書をひもどいてから彼はこの梁山泊中の奇異なる生命のよりあつまりを、不可思議、かくのごときものかと、おぼろに信じだしていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)