“小出播磨守”の読み方と例文
読み方割合
こいではりまのかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笑っているそのお口で、先刻、猿殿は御留守居衆の小出播磨守こいではりまのかみどのや、三好武蔵守どのを集めて、こう正直に告げておられた。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
れは時の陸軍の将官を勤め、ごくの西洋家で、或日あるひその人の家に集会をもよおし、客は小出播磨守こいではりまのかみ成島柳北なるしまりゅうほくを始め、そのほか皆むかしの大家と唱うる蘭学医者、私とも合して七、八名でした。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
留守居の将、小出播磨守こいではりまのかみ三吉武蔵守みよしむさしのかみも、彼の前に平伏していた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)