撫肩なぜかた)” の例文
大きなる潰島田つぶししまだに紫色の結綿ゆいわたかけ、まだ肩揚かたあげつけし浴衣ゆかた撫肩なぜかたほつそりとして小づくりなれば十四、五にも見えたり。
葡萄棚 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)