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撒散
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まきち
ふりがな文庫
“
撒散
(
まきち
)” の例文
並んだ小屋は軒別に、声を振立て、手足を
揉上
(
もみあ
)
げ、躍りかかって、大砲の音で色花火を
撒散
(
まきち
)
らすがごとき鳴物まじりに人を呼ぶのに。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ところで、
姫様
(
ひいさま
)
のお乳母どの、
湯尾峠
(
ゆのおとうげ
)
の
万年姥
(
まんねんうば
)
が、
某
(
それがし
)
へ内意==降らぬ雨なら降るまでは降らぬ、向後汚いものなど
撒散
(
まきち
)
らすにおいてはその分に置かぬ==と里へ出て触れい、とある。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
撒
漢検準1級
部首:⼿
15画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
“撒”で始まる語句
撒
撒布
撒水
撒水夫
撒里矢爾酸曹達
撒乱
撒付
撒札
撒血
撒砂