“据身(すえみ)” の例文
主税は小芳の自分に対する情が仇(あだ)になりそうなので、あるにもあられず据身(すえみ)になって
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
恐(こわ)い顔をして私を睨(ね)めたから、あとじさりをして、そッと見ていると、呼吸(いき)もしないで、じっとして、石のように黙ってしまって、こう据身(すえみ)になって、中空を貫くように、じりっと棹をのばして
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)